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新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、
もっとも効果があるのが
こまめな手洗いと手の消毒。
そのため、頻繁にハンドソープで手を洗い、
行く先々でアルコールジェルを使う日々。
でも困ったことに手洗いのお湯も、
ハンドソープも、アルコールも、
私たちの皮膚の表面を覆う皮脂を奪います。
これが長く続くと、
私たちの手はガサガサ・ボロボロに
なってしまいます。
つまり、皮膚の表面のバリアが壊れて、
逆にいろいろな菌やウイルスに
感染しやすくなります。
ひどくならないうちに、
ハンドケアに取り組みましょう。
こんな内容です
1 手荒れを予防する工夫
2 荒れた手を早く回復させるお手入れ
3 不安解除のハンドマッサージ
外出時の必須アイテム
「マスク」・「手袋」・「保湿クリーム」
途中で脱がなければいけない
(字を書く、ものを食べるなど)ときは、
片手だけ中表にして脱ぎ、
着けるときは表に触れないように注意。
帰宅したら洗濯します。
手も、帰宅後は石鹸で洗います。
これで、アルコール消毒の回数は減ります。
暖かい時期は、綿手袋がおすすめです。
通気性もあり、日焼け防止にもなります。
小さい容器に入った保湿クリームを持ち歩き、
気づいたら塗ります。
ハンドパックをします
1 ポリエチレンの使い捨て手袋
保湿クリームをたっぷり塗り、
ポリエチレンの使い捨て手袋をします。
(おにぎりを握るときなどに使うもの)
これで5~10分程度蒸らします。
使い捨て出来るのがメリット。
2 綿手袋+台所用ゴム手袋
①手をきれいに洗います。
②化粧水を全体にスプレーし、
適度に吸収させます。
③保湿クリームをたっぷり塗り、
綿手袋を着けます。
④綿手袋をした上から台所用の
中厚ゴム手袋をします。
⑤お湯で食器を洗います。
綿手袋は、1のポリエチレン手袋でも
可能ですが、
手湿疹のかたは蒸れすぎるかもしれませんので、
綿手袋がおすすめです。
3 綿手袋で一晩寝る
手をきれいに洗う⇒化粧水スプレー⇒
保湿クリーム ⇒綿手袋
の状態で一晩寝ます。
足に反射区があるように、
手も反射区があります。
両手をそろえると、
そこに「わたし」がいます。
手をいたわることは
「わたし」をいたわることです。
手を使うことは
「わたし」を鍛えることです。
手は「私」を癒しながら、
「あなた」を癒します。
そして多くの「だれか」を癒す力があります。
今は自分と家族の、
不安な気持ちを和らげるのに、
ハンドマッサージをお役立てください。
お風呂上りなど、ゆったりした時間に、
ハンドマッサージをお試しください。
保湿クリームを塗るだけでもいいのですが、
下記のような手順でマッサージをすると、
手がきれいになるだけでなく、
体と心の緊張が解け、
良い眠りが得られると思います。
わかりにくいところがありましたら、
下記へご質問ください。