トイレと生理の防災講座

大きな災害が相次いで起こる日本で、相変わらず問題になるのが「トイレ」のことです。大地震でも、水害でも、水洗トイレは使えなくなります。停電・断水・上下水道の破断など、点検が済むまでは水を流すこともできません。また、公的な避難所のトイレ環境は相変わらず劣悪す。仮設トイレが設置されても数少ないトイレに並ぶストレスや、性犯罪の多さを考えると、自分用の災害用トイレは、水や食料と同じほど重要な備えです。

 また、赤ちゃんのオムツ、女性用生理用品、高齢者用尿漏れ用品の備蓄も必要です。

 実技として、尿漏れ防止に効果のある「骨盤底筋トレーニング」などもおすすめです。


避難所のトイレ(東日本大震災)

もっとも簡単な非常用トイレ。